小さな春の訪れ、クロッカスが咲きました。
窓の外を眺めると、冬の間じっと耐えていたチューリップの芽が、ぐんぐん空へ向かって背を伸ばし始めました。
そして庭の片隅では、一番乗りのクロッカスが可憐な花を咲かせ、「もう春ですよ」と教えてくれています。
庭仕事の静かな時間
最近の私の日課は、薔薇の剪定。
一枝ずつ、これからの成長を願いながらハサミを入れる時間は、無心になれる大切なひとときです。
少し指先は冷えますが、土の匂いがふんわりと立ち上がるのを感じると、心の中まで新しくなっていくような気がします。
そんな庭仕事のあとの楽しみは、昨日手に入れてきたばかりの「はちみつ」です。
二つのはちみつ、味わう楽しみ
今回は「あざみ・イタドリ」と「菩提樹・イタドリ」の2種類を選んできました。
イタドリの花から採れる蜜は、深みのある独特の風味が魅力。アザミの野性味あふれる甘さと、菩提樹のどこか気品のある香りが、お互いを引き立て合っています。
熱い紅茶に一さじ溶かして、その深い味わいをゆっくりかみしめる。
剪定で少し疲れた身体に、春の恵みがじんわりと染み渡っていく。
そんな「味わう楽しみ」が今の私にとって、最高のご褒美です。
皆さまが「ゆるり」へお越しになる頃には、お庭の花ももと賑やかになっていることでしょう。
春の芽吹きと、甘いハチミツの時間。
そんな小さな幸せをぜひ一緒に分かち合えたら嬉しいです。
追記:イタドリのハチミツはコクがあり、その独特な風味で、クリームチーズともよく合います。
パンにチーズ、はちみつをかけて食べるのもお薦めです。